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百年の品格 クラシックホテルの歩き方: 山口 由美: 本

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百年の品格 クラシックホテルの歩き方

百年の品格 クラシックホテルの歩き方

出版社/著者からの内容紹介

日光金谷ホテル、箱根富士屋ホテル、軽井沢万平ホテル、奈良ホテル。
わずか数時間の旅先で見つかる、優雅で心和む一日。回転扉の向うに広がる「ほんもの」の秘密、教えます----。
歴史あるホテル、そして時を重ねた建物をいまなお現役で使い続けているホテルを「クラシックホテル」と呼びます。なかでも百年以上の伝統を持ち続けるクラシックホテル中のクラシックホテルを「百年ホテル」と名づけました。
かけがえのない「百年ホテル」は今、日本にただ4つ。それが、冒頭の4軒です。じつはここには、威風堂々とした美しい建築やその細部を「見る」だけでも、ランチやお茶を「味わう」だけでも、密やかな楽しみが隠されているのです。そして「泊まる」ことでさらにたくさんの物語に出会える歓びが待っています。
富士屋ホテルの創業一家に生まれ、「百年ホテル」で育った著者が、幼い頃からの貴重な実体験や記憶をひもときながら、4つの「百年ホテル」に共通して脈々と流れる魂(真髄)を明らかにしていきます。それは、日本人の矜持をあらためて再認識することにつながっている、そう実感する本です。
写真はすべて、写真家・伊藤千晴さんが今回新たに撮り下ろしたもの。美しいヴィジュアルと共にお贈りするエッセイ集です。

内容(「BOOK」データベースより)

箱根、軽井沢、日光、奈良―わずか数持間の旅先で見つけた、優雅で心和む一日。回転扉の向こうにひろがる「ほんもの」の秘密。百年ホテルで生まれ育った著者が教える、難しくないドレスコード、洗練された振る舞いの基本マナー案内付き。

出版社からのコメント

物語とぬくもりにあふれたホテルへ、ようこそ。
旅の価値観も変わりつつある今、近代日本の誇りを模し続けるクラシックホテルが、再評価されています。
この4つのホテルは、日本を代表する正統的な避暑地に、百年以上前からその姿と伝統を守り続けています。今年の夏、本書を手に訪れてみてはいかがでしょう。
本書の見どころをいくつかご紹介します。
「4つのホテル競演!」名物料理、カレーライス、お菓子、朝ごはん(ふだん、あまり並べてじっくり観られることはないと思います。同じ虹鱒料理でも、あ、このホテルは小さめの2尾なのか、こちらは大きめ1尾ね、など、おもしろい発見がありますよ)
「旅する乙女の処方箋」決して難しくないドレスコードや洗練された振る舞いの基本マナー案内(一人でも堂々と! 著者だからこそ指南できること)
「あのひとが愛したあの部屋へ」美智子さまご決意の一夜、プリンス・エドワードのやんちゃな休日、アインシュタイン博士が綴った日本の美徳、ジョンとヨーコの幸せな夏(滋味深い歴史、物語が満載。その同じ部屋、空間に泊まってみたくなります)

著者について

1962年、神奈川県箱根町生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。旅をテーマにノンフィクションやエッセイなどを執筆。
曽祖父は、富士屋ホテルの創業者、山口仙之助。
著書に、『帝国ホテル・ライト館の謎』『長崎グラバー邸父子二代』(以上集英社新書)、『世にもマニアな世界旅行』『消えた宿泊名簿 ホテルが語る戦争の記憶』(以上新潮社)、『増補版 箱根富士屋ホテル物語』『旅する理由』(以上千早書房)など。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

山口 由美
1962年、神奈川県箱根町生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。旅をテーマにノンフィクションやエッセイなどを執筆。曾祖父は、富士屋ホテルの創業者、山口仙之助(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次

「百年ホテル」への誘い
プロローグ
第一章 見る
第二章 味わう
第三章 泊まる
第四章 旅する乙女の処方箋
エピローグ
4つの「百年ホテル」詳細データ