旅行/ホテルガイド

池波正太郎が愛した宿: 久住 純 くわはら ひろこ: 本

PR
ブラウズ

池波正太郎が愛した宿

池波正太郎が愛した宿

内容(「BOOK」データベースより)

池波正太郎とともに歩く静かな旅。池波正太郎が通ったシリーズ三部作完結。完全イラストマップ付。

内容(「MARC」データベースより)

旅を「仕込み」と称した池波正太郎にとって、旅の宿は日常の仕事を成り立たせる糧だった。在りし日の池波正太郎の旅を追いかけ、日本の観光事業の過去と未来、さらには未来の姿を検証する。〈ソフトカバー〉

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

くわはら ひろこ
東京生まれ。東京芸術大学油画専攻卒。渋谷109館内誌「UP」表紙、館内ポスター等を手がける。絵本に「まちをあるいたフルート」「モモちゃんと東海道五十三次・冨獄三十六景」「こりすのたんじょうび」、シリーズ「まざあずびい」。その間に数回の個展開催

久住 純
1957年北九州市生まれ、作家。著書に「闇の後醍醐銭」「地酒百科」「沖縄が独立する日」など。近著に「二人旅の宿」、「ニッポンの論争2000」(共著)、「『表現の自由』とは何か」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次

上州・武蔵路(スタッフの立ち居ふる舞に格式と伝統の息づかい―日光金谷ホテル
作家にとって温泉宿の原点。秘境の宿と呼ぶにふさわしい―長寿館 ほか)
箱根・東伊豆(どこかに置き忘れていた心の故郷に戻ったような文人宿―塵外郷楽山荘
本物を知っている客たちの存在、これが老舗ホテル栄光の由縁―富士屋ホテル ほか)
中伊豆・静岡(手入れの行きとどいた庭園の九つの離れに佇んで唸ってみる―大仁ホテル
ホテルの現在地は「北緯三五.一度、東経一三八.五三度」―ホテル・スカンジナビア ほか)
九州・山陽路(再会の場としての町づくりが反映する手作りの空間がひろがる宿―玉の湯
窓の下の清廉な渓流、流れの向こうの親しげなまなざしの厳島の鹿―岩惣 ほか)
大都市のホテル(駿河台の町並みの変化に抗い、良き時代の孤塁を守る守る趣きあり―山の上ホテル
誰でも自在に受け入れながら、やはり誰もが認める一流の場所―帝国ホテル ほか)
信濃路(皇族も利用する老舗は格式張らない山荘のような風情が上品―万平ホテル
木造四階建ては大正ロマンの風情を残しつつ風景と溶け合う佇まい―柏屋別荘 ほか)
中部・北陸路(ブリテン風のロビーの落ち着いた雰囲気はやはり老舗ホテルのもの―名古屋観光ホテル
広大な芝生の庭園やガーデンプールは高級リゾート気分が横溢―志摩観光ホテル ほか)
大阪・京都・奈良(作家が絶賛したホテルは名称変更、リニューアルを経ても尚、健在―リーガグランドホテル
戦前戦後、国際ホテルの名声をほしいままにした豪華な来歴―都ホテル ほか)